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薫の下流日記

日記、近況、習作、その他ゴミ置き場

オレはまだ本気出してないだけ

自分は臆病者で、自分というものに絶望したら、生きていくことが出来なさそうなので、どこか手を抜いているところがあることにいまさらながら気づいた。何事かをする前から、失敗を想定して、「まだ本気出してないだけ」と言い訳ができるように、全力を尽くさない。挫折しきれる程努力しない。出来ないいまの自分を直視しない。もう自分はダメだ、全力を尽くしたのに、ここまでしか行けない、と自分に絶望するところまでは努力していなかった。(もちろんその時は、一生懸命やってたつもりだが、後から考えると逃げ道を残していたのだ。)自分を諦めきらずにつづけることも必要だとも聞くが、しかし振り返って、後悔する。全力でやりきっておけばよかったのに、と後悔する。全力でやり切りさえすれば、言い訳をしないで、もうダメだからと別の道に進める。自分ではどうにもならないこともたくさんあるが、それのせいにしなくなる(自分はそれでもするかもしれないが)。もう自分はここまでだ、と思うまでは。

久しぶりに、以前に、2008年か7年ぐらいに、自分が人生ではじめて書いた小説(小説とはいえないようなレベルのものだけど)を読んでみた。うわこりゃダメだ、という代物だったのだけど、これから自分が書こうとしている、書くべきなのは、こういうテーマのものではないか、とも思えて、それをかなり書き直してみた。書き直してみたけど、書き直せないところや、その頃、自分が憧れていた作家の影響や、ほとんどマネに近いところもあって、書き直しながら、憧れていた作家の出来の悪い幻の作品(もちろんレベルが違い過ぎるが)を書いているような錯覚もあり、その模写というか、それを書く中で、逆に自分が出てきたような気がした。

 

kaorubunko.hatenablog.com