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薫の下流日記

日記、近況、習作、その他ゴミ置き場

同じ価値観

うつ病で仕事を辞め、三十でアルバイトをして辛い、というのがあるけど、その悩みや苦しさは、自分の中に、それをダメだと思う(普通の人間はそうじゃないという)価値観が内面化されているからで、うつ病をダメ扱いし、いい年してバイトをする人を見下す人と、同じ価値観の中にいるということでもある。
いつの間にか人というのは、その「同じ価値観」の中にいる。それを補強する言葉だけでなく、それを批判する言葉も、それに対抗するかに見える価値観も、結局のところは言葉や論の運びはどうであれ、「同じ価値観」の中にいる場合が多い。
いつの間にか心が囲い込まれて苦しくなっている。ただ、これはたとえ頭ではわかった、わかっていたとしても、じゃあ心が抜け出せるのか、というと中々そうはいかない。ブログを見ていると、ブロガーから本を出す人もそうだが、抜け出せていないくせに、抜け出せている、楽に生きている、と何だか偽って生きているのじゃないのかな、と個人的は思う人が多い。楽になるのなら、抜け出せている、と思い込むこともわるくないけど、別に抜け出す必要はないと思う。
その自分たちが囚われている、生きている価値観を感じつつ?、違和感を抱きつつ?不安にとどまりながら、その中にいながらも、心を広げていけるものはないだろうか。ほんの一瞬でもいいから自由になれるものはないだろか。そういうものが(自分の場合うつ病で仕事を辞め三十でバイトで辛いと書いているけど、ただそう書いているだけのものではない)話が、うつ病で三十でみたいな人のある意味バカバカしい話を書きながら書けないだろうか。

 

2015.07.14 Tuesday

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