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薫の下流日記

日記、近況、習作、その他ゴミ置き場

東京日記(51)

東京日記

仕事にからだがついていかない。ほぼ7、8時間立ちっぱなしで、足の踵が痛くなり、立っていられなくなる。全く重労働ではないはずだが、ちょっとからだを動かしただけで汗だくになり、階段を上り下りしただけで息が切れる。

職場はわたし以外はみんな女性なのだが、皆平然とした顔で働いている。

ひとりおっさんのわたしだけが、息があがっていて、水を浴びたみたいに汗だくになっている。皆内心、それを見てひいている。

これが四十男の中年の肉体というものなのだろうか。三十過ぎたころはもう若くはないと思っていたが、もう確実に自分は老いている。

毎日、水を浴びたように汗だくになっていて、はぁはぁいいつづけていて、きっと真夏のデブのような汗臭い臭いもはなっている。見た目も醜いし、はぁはぁ煩いし、臭いし、まだ勤めて数日だけどクビになりはしないか内心不安に思っている。

からだが(足が?)臭すぎて巨人をクビになったのはサンチェだっただろうか。

ジャイアンツのサンチェはすごいピッチャーだったが、あんなに凄いピッチャーでも、臭かったらクビになるのだ。江川や原や中畑が、鼻に脱脂綿を詰めて試合をするということにはならなかったのだ。紳士の読売巨人軍でさえそうならなかった。

わたしの場合、臭いだけでなく、見た目も醜くはぁはぁ煩い。

小説家にもなれず、醜く煩く臭いということでクビになったら、どうやって生きていけばいいのだろう。

職場の皆が、ベストを着ているのだが、わたしだけはベストを着ないでいいということにしませんか、という意見が出て、いえ、お気遣いなく大丈夫ですから、と言ったら、皆に強行にベストを着ないでいいから、と言われた。

汗臭さ過ぎて、汗かかないように本当は裸で働かせたいぐらいなのだろうか。

帰り道薬局で、加齢臭対策の石鹸やシャンプーや制汗剤をしこたま買ったが、効果はあるだろうか。

 

2012.08.19 Sunday

 

 

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