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薫の下流日記

日記、近況、習作、その他ゴミ置き場

うんこを拭く紙

うんこを拭く紙が無くなります。
最後のワンロールです。
スーパーコンビニ、個人商店と、トイレットペーパーを求めて毎日、今日こそは仕入れられてないかと棚を確認しに行っているのですが、あの愛しの、白いクルクルロールの束は、どこにも見当たらないのです。
誰なんでしょう、買い占めているのは。
二十ロールも三十ロールも、ひと家庭に必要ないじゃあありませんか。
四ロールとか八ロールとか十二ロールとかと、まとめたかたちで売られているものですが、別に、一、ニロールでいいんですよ、とりあえずは。
僕にトイレットペーパーを下さい。
トイレットペーパーが無いんならティッシュペーパーで拭けばいいじゃない、という、マリーアントワネットみたいな人がいるのかもしれませんが、ティッシュペーパーもキッチンペーパーも、そういう代用品的な物さえも棚に見かけないのです。
わ ずかに、一、二個売れ残った生理用品、ウイスパー夜用をじっと見つめて、これで拭こうかな、と思ったのですが、生理用品自体も不足していて世の女性が困っていると聞きましたので、やはりウィスパーはわたしの尻に付いたうんこを拭う為の物ではなく、女性の経血を吸うための物であるということをぐっと受け入れて、 買わないでおきました。
いつでも生理になっていいんだよ、生理になるのは素晴らしいことさ、赤飯炊いてお祝いしないとね、という無言のメッセージ を、わたしと同じ町に住む見知らぬ女性に送り続けることが、この社会で生きる一人前の大人の務めであるのだと心に誓って、ウィスパーを手に取らないでおきました。希望を奪ってはいけないのです。
本当にそろそろやばくなってきて、何かの代用品で拭くことを考えなくてはならないのですが、電子化、ネット化が進んだ世の中の落とし穴、新聞も雑誌も最近わたしは購入しておらず、適当な紙的なものが家の中のどこにもない。さすがにわたしでも、本を千切ってそれでうんこを拭くとかは気が引けます。貧していてもわたしは物書きだ、との矜持だけは捨てたくはない今日この頃です(嘘です。拭いてもいいのだけど、仕事道具ですし、貧乏なので、また買うお金がないのです。同じ状況でどんどん本を買い直せるお金のある人には、わたしはそれで拭けば、と言います)。
とうぶん、うんこをしたらお風呂に入るという、ウォシュレットとお風呂を兼ねる、という体制で行くしかないのでしょうか。
そんなわたしは、できれば限り少ない電気は紙工場に回して、トイレットペーパーを増産して欲しいのですが、セリーグはナイターを実施するなどと吐かしおって、東京ドームにうんこをばら撒いてやろうかと思うような毎日です。

 

2011.03.19 Saturday

 

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