薫の下流日記

日記、近況、習作、その他ゴミ置き場

東京日記(3)

友達の家におじゃまをして、おしゃべりをしていた。
やがて友達はトイレへ。
トイレの扉が閉まった後、かちゃり、という中からカギをかける音がした。
これはどういうことだろう。
この家には、友人の他にはわたししかいない。
ということは、そのカギはわたしに対して使われた、ということである。
トイレのカギをかけたということは、警戒しているということである。
カギをかけないと、何か危険がある、ということである。
危険までとはいかなくとも、わたしが何かする恐れがある、ということである。
トイレの扉を開けて、いったいわたしが何をするというのだろう。
流す音が聞こえた。
友人は戻ってくると、何事もなかったかのように話し始めた。
ごく自然に紅茶を飲んだ。

 

2008.02.17 Sunday

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