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薫の下流日記

日記、近況、習作、その他ゴミ置き場

おっぱいとわたし(3)

鳥肌を立てたおっぱいが、黙って江東区役所の前にいる。
自分の姿が目に入る場所にいて、しかし視線を合わせないようにしているところがいかにもおっぱいらしい。あてつけがましい。
わたしもおっぱいの方は見ないで、黙って通り過ぎることにした。
目の前を無視して通り過ぎようとしたら、顔になにか生温かいものがかかった。
手で拭うととても乳臭い。
思わずおっぱいの方を見てしまったら、正面からぴゅっとかけられて目に入った。
わっぷ、と目潰しを喰らって、手で防ごうとしても防ぎきれない勢いで数度かけられた。
からだを練乳がけのかき氷みたいにされた。
おっぱいの方を見ると、左の乳首から乳がたれている。
なんてことをするんだ、と思ったら、おっぱいはわたしに背を向けてわたしを無視した。