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薫の下流日記

日記、近況、習作、その他ゴミ置き場

上京日記(45)

上京日記

五月二十一日

歩いていると、とつぜんアゲハチョウが飛んできてわたしにとまろうとした。
ビックリしてこけてしまい。手を擦りむいた。
毎年、このような目に遭う。
何を考えているんだろうかチョウは、わたしは花ではない。
去年も自転車をこいでいたら、真っ黒な羽で、端のほうだけ赤か黄色のチョウ(名前がわからない)がヒラヒラ飛んできて、わたしと並走しはじめ、再三わたしの腕にとまろうとする。避けていたらこけて、膝を擦りむいた。
何を考えているんだろうかチョウは、チョウの中では、花=わたしなのであろうか。
しかしよく考えてみると、花は植物の性器である。花=わたし=植物の性器というのは、非常に間違った認識であるとチョウに教えたいが、チョウに教える術がない。
大体、花なんていう奇怪なヤツらと、一緒にされてはたまったものではない。
人間でたとえるなら、花はおしべとめしべというように、女性器の中心に男性器があり、それをぱかっと開いた形で生えている。さらに人間にたとえるなら、それで逆立ちして並んでいる。風にゆらゆら揺れなどしている。変態の群れである。
フリーセックスのどスケベ達であり、うーんいい香り、などと人間に嗅がしたりしている。
そんなとんでもないヤツらとわたしを同じに見なしているなんて、絶対に名誉毀損で訴えなければならない。
わたしは花ではありません、とからだに書いても仕方がないし、いったいどうすればいいのだろうか。

 

2007.05.21 Monday

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