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薫の下流日記

日記、近況、習作、その他ゴミ置き場

消える

最近、今死んだらどうなるだろう、と考えることが多くなってきた。夜、コンビニの袋を下げて、ふらふらと近所を歩いているとき。最寄駅の構内を歩いてい て、改札を抜けたりするとき。電車に揺られながら、まだ行ったことのない、東京の見知らぬ町をぼっとながめているとき。今死んだらどうなるだろう、と考えることが多々ある。

あの人は悲しむだろうか、とか。あの人は、わたしが居なくなる事で、無くなる自分の未来を悲しむだろうか、とか。あの人は、受けた恩義を返せずに死ぬと、どう思うだろうか、とか。

わたしはこの世からしゅっと消えてしまうのだ。

わたしがしゅっと消えたことを、気づかない人もいるし、気づいても何とも思わない人もいるし、わたしがしゅっと消えたことで空いた空白を、直ぐ何かで埋める人もいるだろうし、わたしがしゅっと消えたことで空いた空白が、気になる人もいるだろうし、なかなか埋まらない人も、やがて埋まる人もいるだろう。わたしとの関わり方の密度や、また、その人なりによって、いろいろとあるだろうと思う。

ブログの日記というものは、日付が付いていて、ネットに繋がりさえすれば誰でも見られる場所に、永遠なのかどうなのかはよく分からないが、置いてある。その人が望むなら、ある年のある日のわたしはどんなことを言っていたか、いつでも見ることが出来る。わたしの年齢まで知っている人なら、ある年のわたし、例えば三十一歳のわたしに、いつでも会うことが出来る。

ここに書かれるへんてこな日記も、ごく少数の人たちにとっては、全くは無駄なものでもなく、ウェブの日記は、そういう人たちの、あるかもしれない未来のある日の暇つぶしの為に、書くものなのかな、とも、ふと思った。ふと思っただけなので、間違っていたり、思い違いをしているかもしれない。

 

2007.05.22 Tuesday

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