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薫の下流日記

日記、近況、習作、その他ゴミ置き場

上京日記(40)

五月十一日

真夜中、マネキン工場にわたしは忍び込んだ。愛用のてぬぐいを頬っ被りし、ヨレヨレの白いランニングを着、らくだ色の股引を穿いている。無数のマネキンや、無数の女の脚や腕、ボディなどを見て、中年肥りで脹れた自分の腹を自分で撫で回しながらにたにたしていた。まるで変態のようだ。窓から、巡回らしき警備員の、懐中電灯の光が見えた。はぁああ、と慌て出したところで、わたしは目が覚めた。

最近へんな夢ばかり見ている。自分で自分がよくわからない。

 

2007.05.11 Friday

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