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薫の下流日記

日記、近況、習作、その他ゴミ置き場

上京日記(20)

上京日記

四月十八日(そのニ)

ついにベットまでわが家に届く。

組み立て式なので、さっそく作ってみることにする。

ベットは簡単に組み上がった。これでベットの上でくつろいだり、寝たりすることができる。昨日来てくれたCさんは、板敷きの上にゴザが敷いてあるだけの部屋で、長いこと座っていると、からだが痛そうで、せっかく来てもらったのにと、とても申し訳ない気がしたが、これで誰か訪ねて来てくれたとしても、幾らかくつろいでもらえるのではないか、という気がした。

パーツが入っていたダンボールを見ると、床板は中国製で、パイプはマレーシア製だった。

捨てやすいようにダンボールをばらしていると、注意書きの紙が出てきた。

読んでみる。気になる一文が書いてあった。

虫害が出たときは、すぐさましかるべき対処をお取りください、と書いてあった。

このベットはすべて外国製であるので、虫害が出たときは、異国の虫が出てくるということなのではないだろうか。

日本の虫ならまだしも、異国の虫となると、どんな毒とかを持っているともしれない。何も手につかないほど不安になる。

どんどんと、映画、『エイリアン』で、エイリアンに怯えるシガニー・ウィーバーの気分になってくる。

ベットの下に潜り込み、懐中電灯を照らしてくまなく虫の卵が無いか見た。目視で確認できる範囲では、虫の卵は見当たらなかったが、床板の木の一部に、削れたところがある。まさか、虫が食べたり、中に入り込んだのではないだろうか。パイプも中は空洞なので、そこにムカデのような虫が潜んでいて、わたしが寝ているときに這い出し、わたしの耳の穴から・・・・・知らない間に卵を産みつけられ(レイプされ)、妊娠させられ、虫の子どもが、わたしの身体を食い破って出てくる・・・・・・

せっかくベットが届いたというのに、いったいどうすればいいのだろう。

 

2007.04.18 Wednesday

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