薫の下流日記

日記、近況、習作、その他ゴミ置き場

ディープインパクト

この冬、実は薫家では、壮大なるプロジェクト、ディープインパクト作戦が実行されていたのです。

といいますのも、昨年の春辺りから、チャバネというあるアフリカ生まれの集団によって、わが家は苦しめられる日々の連続でございました。

食い物をかすめる、糞尿を所構わず垂れ流す、物陰で妖しげな集会を開く、といった行為を、勝手に他人の家(わたくしの家)で行い。果ては、お互いの糞を食い合うとか、複数プレイによって際限なく子孫を増やすというとんでもない事まで日常的に(わたくしの家で)仕出かしている始末。奴等は、人の礼儀もわきまえない、破廉恥極まりない悪党です。

わたくしは、たびたびやつらの完全征伐に乗り出したのでありますが、奴等の首を、四千五千とあげてみても、奴等を殲滅することはできませんでした。

ガス攻撃でも、粘着罠でも、毒盛りでも、奴らを根絶やしにすることができない。追い詰められたわたくしは、捨て身の一大作戦を決意し、実行に移すことにいたしました。作戦名はディープインパクト。わたくしの意志という隕石によって、わが家に氷河期を作り出し、アフリカ生まれで、寒さに弱い奴らを凍死させる作戦です。

どんなに寒くなろうと、暖房を使わず、なぜか部屋の中でコートを着てすごし、出かける時には窓を全開にして部屋の温度を下げる。寒さが増すにつれ、凍死した奴等の死体が、一つまた一つと増えていきました。

部屋で白い息を吐きながら、数十年ぶりの大雪とか、大寒波とかのニュースに、ほら見ろ、天も我に味方しているではないか、ナポレオンもヒトラーも、冬将軍には勝てなかったのだ。恐竜さえ絶滅だ。チャバネ君たちよ、寒いかい。わたしも寒い。だがわたしには衣服がある。毛布がある布団がある。これが文明というものだ。人間様の叡智を思い知ったか下等生物どもめ。凍えるがいい。などと我が軍の士気は高まりまくっていたのですが、どうも最近、活きのいい奴も見かけるのです。

そういえば、チャバネ君たちの祖先って、恐竜よりも前でしたっけ。作戦失敗です。負け戦です。春になってからの彼らの攻勢に怯え暮らす日々です。暖房もつけちゃいました。案の定、第一陣がチラホラトあらわれて。コンスタンチノープル陥落です。

 

2007.01.14 Sunday