薫の下流日記

日記、近況、習作、その他ゴミ置き場

東京日記

東京日記(34)

福島原発から海に流れ出た放射性物質によって巨大化したカニ達が、東京湾から何匹も上陸し、都民を巨大なハサミで真っ二つにし、「蟹光線」という、人を一瞬で黒焦げの炭に変えてしまう光線を目から発して、それを都民に次々と浴びせかけている。突然現れた…

東京日記(33)

友人がトイレットペーパーを送ってくれたのでもう必要ないのですが、やっとわたしの家の周りでも、店の棚にトイレットペーパーを見かけるようになりました。ある薬局で見かけたトイレットペーパー(トイレットペーパーの代用品?)の商品名は、「ソフトレデ…

東京日記(32)

夕方、箱が届いた。千葉に住む友人からで、開けてみると、中にトイレットペーパーが二ロールだけ入っていた。今日のご飯朝、かけそば、昼、ポテトチップス「のりしお」、夜、「日清出前一丁」 2011.03.24 Thursday

東京日記(31)

今日はテレビでマイケル・ジャクソンの『THIS IS IT』がある。楽しみだ。 わたしは家族を殺されない限りは何をやってもマイケルは無罪、という、マイケル原理主義者なので、今日はメッカでマイケル祭が催されるという感じなのだ。 そういえば今日はクリスマ…

東京日記(30)

何か最近夜になると、頭のてっぺん辺りから治りかけの傷口みたいなニオイがするのだが、わたしは大丈夫だろうか。もう何か加齢臭とさえも言うことができないようなニオイが頭からしている。 2010.12.17 Friday

東京日記(29)

つのだじろうの『悲しげな女が踊る』が読みたくてしょうがない、と言ったら、中野の「まんだらけ」に行けばあるんじゃない、と言われた。ま、まんだらけ!そんな場所があるのか、なんだかすごくヌラヌラしてそうだ。くさいんだか芳しいんだかわからないよう…

東京日記(28)

最近テレビのコマーシャルで流れている歌のサビを無意識に口ずさみ過ぎているらしく、人に注意を受ける。一人歌いながらニタニタしているので気持ちが悪いという。確かにここまでマイブームなのは、知念里奈の『DO-DO FOR ME』以来。何かはじまらないままは…

東京日記(27)

コンビニで小さな女の子がおにぎりを親にねだり、自作の昆布むすびの踊りを踊っていた。少女よ、おじさんも昆布がいちばん好きだぞ。シーチキンなんて言うのはアマチュアだよな。買ってもらえることになり、コブーと喜びのポーズを取っていた。めっちゃ喜ん…

東京日記(26)

「カープの長内はUFOなのよ」 「え、宇宙人じゃなくてUFO?」 「そう、UFOなの」 黒いスーツを着たわたしに、スーツ姿の女性がそう言った。 全くわけがわからない。 そんな夢を見た。 2010.07.19 Monday

東京日記(25)

巨大な巻きグソの被り物を頭にのせ、ナチスのような軍服を着て、聴衆に向かって演説をしている自分の夢を見た。かなりの人達が集まっている。わたしの後ろに、みんな片手を上に掲げ、一糸乱れぬ感じで起立して並んでいるいかつい男達も、皆、巻きグソの被り…

東京日記(24)

弱い自分、思い通りに気持ちをコントロールできない自分自身に落ち込む。最近、自分自身でさえも、自分で上手くコントロールができない。将来の不安と、自分への落胆。ずっと一日寝ていた。朝、魔がさしたように自転車に乗り、どこに行こうとも思わないのに…

東京日記(23)

最近ブクブクブクと太ってきている。家にこもってばかりで、全然からだを動かしてないからである。最近よくのどが渇くし、おしっこもたくさん出る気がするし、足がしびれたり、立ちくらみがするときもある。これは糖尿病の症状なのだ。糖尿病になったらどう…

東京日記(22)

仕事の打ち合わせで担当編集者に会いに行くため総武線に乗り、飯田橋で降りた。何だか長い、飯田橋駅のホームを歩いていると、これから出版社のロビーで会う編集者の顔が頭に浮かんだ。打ち合わせのとき、今度は何と言われるだろうかと思った。階段でホーム…

東京日記(21)

仕事をしていた(書いている原稿がボツになるとお金が支払われないので、世の中の普通の意味においては仕事をしている、と言えるのかは微妙だが)。わたしとしては毎日まじめに仕事をしているつもりなのだが、お金を生み出していないので、遊んでいる、好き…

東京日記(20)

確定申告をする必要がない(つまり、ああ君は年収少なすぎるから申し出なくていいよ、と国に言われている)額しか稼いでないのに、確定申告をした。 なぜしたかというと、還付申告という、納める必要もないくらいの額なのに、もう前もって税金を納めちゃてま…

東京日記(19)

わたしを穂村弘や岸本佐知子や酒井順子のようにならせてください。 とお願いしたら、それほどではない、と言われた。 そこまでの能力はあなたにはない、と言われた。 雑誌を渡され、載っている絲山秋子の『下戸の超然』が素晴らしいので、読むようにと言われ…

東京日記(18)

大原麗子と田村正和夫妻の自宅に、大原麗子と共演したことにかこつけて、韓国高級焼肉セットを自ら送り届けて気に入られようとする、新人俳優になった夢を見た。焼肉セットの中には、なぜかイカの詰め合わせもあって、「せっかく持って来てくれたのに悪いけ…

東京日記(17)

渡瀬恒彦に延々と追いかけまわされ、顔を舐めまわされる、そんな夢を見た。 2009.07.18 Saturday

東京日記(16)

夜だった。 わたしが、自分の狭いアパートの部屋でじっとしていると、突然電話機が鳴り始めた。 知り合いなら、わたしの携帯の方に、電話をかけてくるはずだった。 そのままにしておくと、電話機は、わたしの不在と、メッセージかファックスを送信することを…

東京日記(15)

天気が不安定で、雨の日が多いというか、雨ばかりだ。近所のコインランドリーに乾燥機を使いに行った。夜遅くに行ったので、コインランドリー内の照明がつかない。そういえばこの店は、九時以降だと照明がつかないのを忘れていた。ただ、別配線なのか乾燥機…

東京日記(14)

夜、雨がとつぜん降り出した。すごいいきおいで、激しくなってきて、ものすごい雨音がする。それを、ひとり部屋の中で聴いていた。降ってくる雨が、いろいろなものにぶつかり、音をたてている。わたしも雨に、音をたてられたくなった。透明なビニール傘を持…

東京日記(13)

夕方、スーパーからの帰り道、おばけに襲われた。いゃああと叫んで、地面にうずくまった。しかしよく見ると、スーパーの白いビニール袋だった。風に吹かれて空に舞い上がったビニール袋が、突然わたしの目の前に舞い降りて来たらしい。いい年して、いゃああ…

東京日記(12)

友人に、昨日凄い鼻毛が取れた、と話すが、信じてもらえない。筆のような鼻毛なんてある筈がない、と言われる。くやしい。証拠写真を撮るべきだった。メールに添付して送りつけるべきだった。水曜スペシャル探検隊、江東区在住おやじの鼻の奥地に、幻の鼻毛…

東京日記(11)

とんでもなく長い鼻毛が取れた。しばらく手入れをしていなかったからだが、どこにこんなのがいたのだろうというぐらい、いままで見たことがないぐらい長いものだった。ゴーゴン。幻の鼻毛ゴーゴンと名付けて、机の上に取って置いたが、幻なのか、そのうちど…

東京日記(10)

寝ていた。携帯電話の震える音で、目が覚めた。まだ、意識がはっきりしないままで出ると、体調が悪くなってしまって、今日そちらには行けなくなった、という、友人の声が聞こえる。花火を見られなくて残念だという。電話を切った後、ベットの上で長いことぼ…

東京日記(9)

夕方、図書館からの帰り、歩いていると、あまり聞いたことのないような、蝉のへんな鳴き声が聞こえた。立ち止まって、鳴き声のする方、街路樹の上の方を見上げると、小鳥が、木の枝から枝に飛び移っていた。よくは見えなかったが、鳴いている蝉は、その小鳥…

東京日記(8)

ふと、人はうんちをどれだけ我慢できるのだろうか、という気になった。 試しにやってみることにした。 そう思っていたら、都合よく、便意がやってきた。 はじめは、フフ、我慢我慢、と思っていたが、段々と、洒落にならなくなってきた。 どうしようどうしよ…

東京日記(7)

井上陽水の「クレイジーラブ」を、夜部屋でひとり熱唱する。 三回ぐらい繰り返し熱唱する。 2008.03.03 Monday

東京日記(6)

両国の駅前の、相撲グッズを売っている店で見た、決まり手てぬぐいが、ことあるごとに頭に浮かぶ。買おうか買うまいか悩んで、他にもてぬぐいはいくつも持ってるので、そんな無駄なものを買うほどの余裕がいまある身分なのかお前は、とか、自分らしくもない…

東京日記(5)

わたしの恩を仇で返したあの銀行が、ATMを利用するたびごとに、また懲りずにクレジットカードを作れと画面で勧誘してくる。ATMでお金を下ろしたり振り込んだりする合間に、そのキャッシュカードにクレッジットカードの機能を持たせろ、としつこくAT…