薫の下流日記

日記、近況、習作、その他ゴミ置き場

広島日記

広島

とうとう広島を出る。少しおセンチになった。 転出などの諸手続きのため役所に行った帰り、町の中心部に出た。 春の暖かい風が吹いていて、目に映る景色はどれもこれも、なぜだかとても懐かしく見えた。 わたしは一軒の食い物屋に入った。昼飯どきを外れてい…

青春18きっぷ

十六時間かけて東京に行った。 朝6時37分、広島発の電車に乗り、ほとんど休まず何度も乗り継ぎ、やっと22時30分に東京駅に着いた。 非常に辛かったので、もう二度としたくはない。 2007.03.21 Wednesday

僕のページに

僕のページに、毎日毎日アダルトサイトからトラックバックが送られてくる。なんでただの日記系ブログである僕のページにそんなものを送ってくるというの か、僕のブログにリンクしたって利益などありはしないというのに。毎日毎日送ってくる。一日の内に何度…

鳥取

夜、家でテレビを見ていると、玄関の方で、ストッという音がした。 行ってみると、新聞受けのなかに細長い封筒が入っていた。 封筒に、宛名などは何も書かれていない。 開けてみると、白い紙が入っている。 紙には、鳥取、とだけ書かれていた。 玄関の扉が、…

部屋男

バイト先のひとに聞いた話。 わたしの勤めるネットカフェにも、数年前に部屋男が現れたという。 部屋男は、気づくといつのまにかフロントの前に立っていて、個室タイプの席を借りたのだそうだ。 ネットカフェというものは、席や個室を貸しているのであって、…

真夜中

夜中の三時に、レンタルビデオ屋で借りたDVDを、返却しなければならないことに気づいた。レシートを見ると、返却期限が今日の朝六時になっている。こんなに夜遅くに、わざわざ返しに行きたくはないが、朝まで起きていられる自信がない。 かなりの枚数を借…

温泉(3)

かけ湯を何度か浴び、浴場を見回した。 大きな湯船に浸かり、目をつぶったままじっと動かないおやじ。口を開き、恍惚の表情を浮かべ、いつまでも打たせ湯に打たれ続けているおやじ。放心したおやじが、白いプラスチィック製のベンチに、だらりと腰掛けている…

温泉(2)

なかに入ると、温泉というより、大きな浴場という造りであった。 しかし、そう思ったのも束の間、突然、おやじが視界に現れた。 剥き身のおやじ。 思わず声を上げそうになった。 浴場で、裸であるのは当たり前であり、わたしの方がおかしい。そうとはわかっ…

温泉(1)

あまりに痩せないので、温泉に行った。ダイエットと温泉はあまり関係ないと思うのだが、血の流れが悪いから肥りやすいのだ、まずは血行をよくし、老廃物を取り除くこと、などと、いっけんもっともらしいことを言われ、田舎に帰ったおり、母親に温泉センター…

シルクハット

なかなか痩せない。いつのまにか洋なしのような体型になっている。痩せないといけない。体にわるいし、なにより女子にもてない。 そう思って食べる量を減らし、ダイエットに努めているのだが、なぜか痩せない。 痩せないということは、なにか間違っていると…

伊勢丹で絨毯を見る

わたしは絨毯が好きである。 特に絨毯のなかでもペルシャ絨毯が好きである。 デパートに行ったときは、必ず絨毯売り場に足を運ぶ。 最近絨毯は売れないのか、絨毯を置いていないデパートがあるが、冗談ではない。デバートをなんだと思っているのか、わたしは…

町と身体感覚

新宿伊勢丹へ行った。 通りを抜けたらそこは伊勢丹だった。 昨年はじめて行ったときは、地下街を抜け階段を登ると、そこが伊勢丹だった。そのような記憶があったので、通りを抜けていきなり伊勢丹が現われたとき、ちょっとわけがわからなくなった。 東京へ来…

マウス

わたしの使うパソコンのマウスが、いつのまにか黄ばんでいた。 白いマイクロソフトのである。 かいでみると、ちょっと変な臭いがする。 夏場のデブのような臭いがする。 もう一度かいでみた。 やはり、一汗かいた夏場のデブのような臭いがする。 なぜだろう…

節分

どうしても節分がしたくなった。 しかし、ひとりで節分は出来ないのだ。撒き役と、鬼役が必要だ。それはある種のプレイなのだ。 でも、独り身でも、独り身だからこそ、節分がしたくなる。 オニはそと~フクはうち~と奇声を発し、豆を撒きまくり、散らしまく…

トイレ

ブックオフでお得な本を漁っていると、作家や編集者の呪いか、突然の腹痛におそわれた。 店内を見廻してみるが、客用のトイレが見当らない。 店員にうんこさしてください、と正直に言ってみようかと思うが、忙しそうであったりもして、そんなことは言い出せ…

久々に外にでる。 数ヶ月ぶりに町の中心部、繁華街にでる。 街には、若い女子がたくさん行き交っており、とてもおっぱいやおしりのかたちがいい。 きれいに化粧をし、おしゃれな服を着ている。 女の子ふたりで、楽しそうに話しながら、どこに行くのか、かる…

箱男

女の腹がふくれている。 閉じていた目を開き、女はわたしを見上げ、この子の名前は箱男にするわ、と言った。 なぜ。 箱男だからよ。 なぜ僕に何のことわりもなく箱男なのかい。 あなたにことわる必要などないわ。 なぜ。 あたしの子だから。 僕と君の、子じ…

しろいひと

壁をするすると登り、ぐらぐらと触覚を動かす。クロやチャイロのからだをして、どうどうとしろい壁にとまる。しばらくじっとしているようで、とつぜん動き 出す。台所にいたかと思うと洗面所にあらわれ、戸棚の扉をななめに横切っていたかと思うとカーペット…

マチコ

最近シカにつきまとわれてこまっている。 名をマチコという。 他県の友人が訪ねて来たからといって、宮島に行ったのがいけなかったのだ。 次の日から、家の前にやまだ屋のもみじまんじゅうが、二個置いてあるようになってしまった。 毎日置いてある。 こしあ…

地震 つづき

わたしは、ここ数年の内に東京で起こるかもしれない大地震について心配している。 遠路はるばる東京に出て行き住居を決めて、家具を買い、食器を買い、衣服を買い、さあ新生活を始めるぞ、というところで地震が来て、総てがぐちゃぐちゃになってしまう。 家…

地震

わたしは東京に行きたいと思っているのだが、ひとつ気がかりなことがある。 それはなにかというと、地震である。 東京には、大地震が起こる可能性がかなりあるらしい。 詳しくは知らないが、政府が取り組んでいるところからしても、かなり信憑性のあることの…

西尾由佳理

わたしは早朝だけテレビを見ている。 日本テレビである。 それは西尾アナ(女子アナ)が出ているからである。 ただそれだけの理由である。 ええい、羽鳥などいい、西尾を写せ西尾を、とテレビに向かって毎朝叫ぶ。 ニュースなど聞いちゃいない。 西尾アナの…

ハトハトハト

またハトがやってきた。 今日は何度も、ハトがわたしのベランダにやってくる。 そのたびごとに、わたしはハトをおどかし、追い払うのだが、気がつくとまた、ハトがベランダにいる。振り返ればハトがいる。 ハトは、わたしのベランダがいたく気に入ったのか、…

ハトハト

ハトがまた来ている。 なぜか昨日よりも、やけにうるさい。 いやな予感がして、閉めきったカーテンを少しあけて外を覗くと、ハトがわが家のベランダに、また不法侵入している。 今日は二羽も来ている。 ひどく驚き慌てた様子で飛び去っていった筈のハトが、…

ハト

あのハトの、独特で間抜けな羽音が、ベランダですると思い、閉めきったカーテンを少しあけて外を覗くと、ハトがわが家のベランダに不法侵入している。 ハトとわたしは目が合った。 家の持ち主と目が合ったというのに、ハトはわたしのことを無視したばかりか…

eneloop

やばいやばいと思っていたのです。 ちがうちがうと必死で打ち消していたのです。 ですが、もう自分に嘘をつけなくなりました。 どうやらわたくしは、電池フェチのようなのです。 電池に異常な興奮を覚える異常者のようなのです。 電池を見ると心拍数が上がり…

ピルクル

うんこがでかくて悩んでおります。とてもでかくて悩んでおります。本当にありえないくらいでかいので悩んでおります。 以前、マーライオンという日記を書かせて頂きましたが、どうもその頃からお腹の調子が悪く、なにを食べてもキーマカレーやスープカレーの…

コロコロ

いったい人間のからだにはどれくらいの毛が生えているのだろう。 コロコロをかける度にそう思う。 コロコロすると、コロコロに、無数の毛が貼り付いている。 毛だらけである。毛だらけというよりも、もう毛もぐれである。いったい、これほど夥しい量の毛が、…

ディープインパクト

この冬、実は薫家では、壮大なるプロジェクト、ディープインパクト作戦が実行されていたのです。 といいますのも、昨年の春辺りから、チャバネというあるアフリカ生まれの集団によって、わが家は苦しめられる日々の連続でございました。 食い物をかすめる、…

志村けん

ある日。 テレビ局にいた。バラエティ番組、『志村けんのだいじょうぶだぁⅡ』の収録で、コントを撮影しているようだった。 突然、志村けんが狂い、ダチョウ倶楽部の上島竜兵をでかい包丁で刺した。 下町セットの地面に、ふくれた腹を上に向けて上島が倒れた…