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薫の下流日記

日記、近況、習作、その他ゴミ置き場

香ばしい人

ある純文作家志望の人のツイッターのつぶやきをブックマークしたら、なんだか香ばしいひとにブクマされちゃいましたよ、とつぶやかれた。香ばしいとはネットスラングのようで、意味がわからないので検索して調べてみた。 そこはかとなく頭がおかしい感じのす…

空っぽの町

普通にそこそこ社会生活を送っている。不可もなく、その場の人間関係を送っている。それなのにふと、ときに魔がさすように、こんなことしてなんになる、と思ってしまう自分がいる。 働いているなかで、職場の人と協力し、小さなことだったとしても仕事で成果…

東京日記(59)

友達になりましょうと言った人から避けられるようになった。 2015.03.07 Saturday

東京日記(58)

失敗者とみなされて生きている。 2015.03.02 Monday

東京日記(57)

自分が長年続けてきたことは、辞めないほうがいいですよ。評価されなくても続けた方がいいです。辞めようとすると、酒とか依存性のあるゲームにはまるようになります。女性は、私のことを大事に思うなら、あなたのやっているそれをやめて、という人がいます…

おっぱいが見たい

クリスマスの夜。 小さな男の子が、おとうさんに肩車をされてはしゃぎまくっている。 笑いあうふたりの息が白い。こどもの笑い声っていい。 男の子もおとうさんも幸せ。 若い女性が身体に密着したセーターを着て、コートを羽織り、笑顔を浮かべてどこかへ急…

東京日記(56)

私は知り合った人に自分の本やブログを見せて、以後軽蔑されたり、距離を取られるようになったり、キモ悪がられたりすることがある。こたえる。向いてないのか。 2015.01.28 Wednesday

東京日記(55)

東北新幹線に乗ったら、新幹線を子どもに見せに来ている親子連れを何組か見かけた。 2014.11.22 Saturday

父語る

おやじよ、オレと一緒のとき、なぜうんこをもらしたときの話をするのだ。もっとドラマの一場面のような話を出来ないのか。菅原文太やクリント・イーストウッドが、息子にうんこを漏らした話を語るシーンなどないだろう。 おやじの70年に渡る人生の中で、特…

東京日記(54)

ヒトラーの格好をして、大きな地球儀と満面の笑みで布団に入る夢を見た。 2014.03.08 Saturday

この人は痴漢です

この人は痴漢です、と言われた。いきなり電車で手を掴まれ、この人です、この人は痴漢です、と大声をあげられ、駅のホームに無理やり引きずりおろされた。わたしはやっていなかった。 違うと訴えても、誰もわたしを信じてはくれなかった。自分は作家だと言っ…

肛門を見てもらいに行った。

朝、お尻の穴から血が出始めた。 拭いても拭いても出てきて、血が止まらなかった。 出勤時間が迫っていて、これからいきなり電話をしても仕事を休ませてもらえそうにはなかった。 気が動転して、セブンイレブンに行ってタンポンかナプキンを買ってこようと思…

救急講習

職場で救急講習を受けたのだが、皆が這いつくばって口づけをし(人形に)、息を吹き込んでいるところをじっと見ているのは、何かへんな感じだった。こんな感じでキスしてるんだ、と思ってしまった。そう思いながら皆をじっと見つめた。 一緒に職場で働いてい…

感触

錦糸町のムーミンショップでハンカチを見ていたら、突然横にきた四歳ぐらいの少女に手を握り締められた。どうやら親とわたしを間違えたようだった。 わたしの腰ぐらいまでしかないちいさな人が、わたしを見上げ、あれ、という顔をしている。もう少しで連れ去…

何の意味もない人生

仕事に追われて原稿がろくに書けていない。何とか書き上げて賞の締切日に提出しようとしていると、携帯に、めったに掛かってこない父親の携帯電話からの着信があった。 出てみると、父親ではなく、知らない男の声で、父親の名前を言い、あなたは息子さんです…

平和な毎日

平和な毎日だ。 きっちり八時間で終わる仕事で、真面目に週5で働いている。 年収は150万位にしかならないが、最低限の暮らしはできている。 最近スコッチウィスキーにはまっていて、給料日には、三本ぐらい買って帰る。 シングルモルトがこんなに美味い…

何をどのように書くのか。

今度の職場はこれまでよりは全然いい場所のような気がする。運不運というが、これまで社会に出てから十数年、自分は人から悪意をこうむったり、職場がブラックだったり、性質の悪い人に利用されたりと、いいことがなかった。 でもそれがなければ東京にいる今…

東京日記(53)

職場でのお昼休憩、事務室で何人かの方とお弁当を一緒に。 そこで、最近家であったことを話していたら、本当にKさんの話って面白いね、それをブログに書いたら本になるんじゃ、と言われた・・・いや・・・あの・・・ その後、ある方が給湯室で果物を切ってく…

うんこ屋敷の住人

本で読んだのだが、人は一生のうちで、平均8.8トンのうんこをするらしい。 石原さとみも、上戸彩も、剛力彩芽も(名前からして、剛力さんは9トンぐらいしそうだが)8.8トンのうんこをするのである。CM撮影や、ドラマの撮影や、上戸さんは授乳の合間…

東京日記(52)

四十近くにもなって、四十近い男性は働いていないような職場で働きだした男は、一体どういうやつなんだろうと気になるのかもしれませんが、あんまり訊いて欲しくはないのです。 でもなんか、他人に訊ねられて、それまでの何年間かを自分の口で説明するという…

タモリと木村拓哉は処刑された

ウェイターの格好をしているタモリと、ジーンズを穿いた木村拓哉が話をしていた。わたしはそれを盗み見ていた。その時革命が起こり、わたしは捕らわれ、わたしはバスに押し込まれた。タモリと木村拓哉は処刑され、わたしの乗ったバスは川にダイブし、わたし…

東京日記(51)

仕事にからだがついていかない。ほぼ7、8時間立ちっぱなしで、足の踵が痛くなり、立っていられなくなる。全く重労働ではないはずだが、ちょっとからだを動かしただけで汗だくになり、階段を上り下りしただけで息が切れる。 職場はわたし以外はみんな女性な…

東京日記(50)

本社であった研修が終わって、職場に配属されることになった。 新しい職場である配属先は、いま住んでいるアパートから歩いて数分の、散歩とかで近くを通ったこともある場所だった。電車とかに乗って、行ったこともない知らない場所で働くのだろうと勝手に思…

失敗者の話

わたしは明日仕事(書く方ではない)の研修があるのに、『サブカルスーパースター鬱伝』を読んでいる。まだ半分ぐらい読んだだけだけど、鬱になるどころか、なんだか励まされたような気がしてしまった。その世界に関心のある人間なら、誰もが名前を知ってい…

神楽坂

Nさんとあった。 ベローチェで、これじゃあ売り物になりませんと言われた。 そのとおりだと思った。 書き直せばまた読みますよ、と言ってくれたが、本気で言ってはいないだろうな、と思った。そして自分の精神状態が、いまものを書いて、それを自分で良し悪…

おっぱいと男(下)

男が部屋で寝ているあいだに、かちゃり、と扉を開け、おっぱいはそろそろと入ってきて、男の腕を取り、勝手に婚姻届に名前を書かせていたのでした。 おっぱいは婚姻届をたたんで谷間に戻しました。 そして早足で入り口に向かいました。 男があっけにとられて…

おっぱいと男(中)

男は帰りにもりそばを食べようと思いました。 しかし、しばらく道をまっすぐ進んでいると、少し先にある区役所の前に、ずぶ濡れのおっぱいが立っていました。 鳥肌を立てたおっぱいが、男がやってくるのを待ちかまえています。 おっぱいは待ちかまえているの…

おっぱいと男(上)

町のはずれに、ひとりの男が住んでいました。 友だちもおらず、恋人もいない。 男はひとりぼっちのさびしい男でした。 休みの日、男が買い物をしにひとりでショッピングセンターに行くと、そこにはたくさんの人たちがいました。 家族で来た人や夫婦で来た人…

童貞、東京に現る(10)

はじめから読む。 童貞、東京に現る - 薫の下流日記 サッシを開けて中に入ると、電気を点けてない部屋は暗く、電気を点けようかと思うと、ローテーブルの上に置いた携帯電話が振動し始めた。着信を知らせるように、暗い部屋の中で携帯のランプが緑に点滅して…

童貞、東京に現る(9)

きれいと言った割には、医者はすぐさま手を洗い出し、しかもかなり念入りに洗っている。医療用のゴム手袋をはめていたくせに、念入りに洗っている。 パンツとズボンを穿き直し、コンジローマではないんですか、と訊くと、医者は素早くタオルで手を拭き、机の…

童貞、東京に現る(8)

向かいに座っている、二十歳かそこらの女の子に、僕とセックスしてくれませんか、と突然手をさし出してみたいような気がした。その横に座っている中年の女性に、おばさん、お願いだから僕とセックスしてくれませんか、と言いたい気がした。もちろんどちらに…

童貞、東京に現る(7)

次の日、目が覚めると携帯の着信ランプが点滅していて、約束通りちゃんと見せに行くこと、ヒロ子。と打たれたメールが入っていた。 夕方には、彼女からちゃんと見せに行ったのか、確認の電話がかかってくることにもなっている。昨日電話の終わりしなに、僕は…

童貞、東京に現る(6)

夜、電話が鳴らない。僕から掛けようかとも思うのだが、なんだか掛けづらい。僕から掛けても、いつものように繋がらないかもしれない。家族に詮索されたくないからといい、普段彼女は外などから電話を掛けてくる。 夜中になって、彼女から電話があった。僕は…

童貞、東京に現る(5)

電話を買わされたことといい、今の電話といい。そもそも一度も会ったこともないというのに、勝手に僕の日記にコメントをつけ、そのうちたびたび僕のページに訪れるようになり、実際には会ったこともないのに(僕は東京になど言ったことがないのだからあたり…

東京日記(49)

SMの女王の格好をした中井貴一に縛りあげられ、ミキプルーンを何度も無理やり飲みこまされる夢をみた。横分けの髪がすごくおそろしかった。顔がむちゃくちゃ笑顔なのだった。 2012.08.09 Thursday

童貞、東京に現る(4)

マイミクシの日記や参加しているコミュニティへの書き込みを読んで、自分のページに戻ってくると、新着メッセージが一件あります、と表示されていた。 マイミクシの一人、ヒロ子さんだった。ページのアドレスだけが貼り付けてあり、リンク先をたどると、雨ガ…

童貞、東京に現る(3)

じっくりとページを読むと、尖圭コンジローマは、なかなか完治しないところや治療法が、あのイボに、仲間なのかそっくりである。僕はイボ好きする男、およそイボ好みの男なのかもしれない。 ふくろのイボが、いつ頃出来たのか正確には分からない。三年ほど前…

童貞、東京に現る(2)

僕はパソコンを起動して、エイズについて検索をした。僕が調べたところによると、僕のようなケースでは、あの液の持ち主がたとえエイズであったとしても、僕がエイズになるのは万に一つぐらいの可能性だという。 少しは安心した。ただ、僕のような人間は、万…

童貞、東京に現る

なんで僕は病院に行き、検査などを受けなければならないのか。 自分のせいでそんな目にあうのなら、それはもう自業自得というもので、もうどうしようもないことだが、病院に行かなければならぬ理由を作ったのは僕ではない。 しかも僕が行かなければならなく…

『巨乳とパンティーレモン』 宇宙人オレんちに現る

こわい。土星が追いかけてくる。木星がこちらをじっと見つめている。 やつらは、きっとそのとてつもなく巨大な重力で、わたしをあらたな衛星にするつもりにちがいない。 や、やられる。 暗い夜道で、男の前を歩いている女が、突然走り出すように、わたしは逃…

東京日記(48)

駅ビルの中にある、女性向けの服屋の前に設置してあるベンチに座って、やってくる女性達を見つめていた。この人たちひとりひとりに人生があり、嬉しいことがあったり、悲しいことがあったり、後悔があったり絶望があったりし、そしてみんな死んでいくんだと…

もうサメにでもなってすべてに噛みついてまわりたい。サメなんだから文句言わせない。

友人とすみだ水族館に行った。途中友人とはぐれてしまい、探していると、ある水槽にへばりつくようにして、じっと中を覗いている友人を見つけた。どうやらサメが中で泳いでいるらしい。声を掛けずに黙って友人の様子を見ていたら、ずっと長いことサメを見つ…

東京日記(47)

近所の団地前の公園でローカルな夏祭りをやっていた。盆踊りをやっていて、やきそばを焼いて振舞ったりしている。めちゃんこ、めちゃんこ、めっちゃんこ、アラレ音頭で、という歌詞の「アラレちゃん音頭」という歌が、年代もののスピーカーから割れた音であ…

東京日記(46)

近所の中々いいお家の壁に、女子サッカーをやりませんか、女の子募集、という自作のビラが貼ってある。かわいいイラストが描いてある。おそらくその家の子が作ったものなのだろう。女でも、女の子でもないのだけど、募集に応募したくてたまらない気になるの…

東京日記(45)

恥ずかしいことにちち毛が生えるのだが、これもやはり遠いご先祖様から脈々と受け継いで来たものなのだろうか。江戸時代のご先祖様にもちち毛が生えていたし、平安時代のご先祖にもちち毛が生えていたし、古墳、あるいは矢じりとか持って、いのししとかを追…

バナナのおっさん

家の近くにある、無印良品の店に行き、「バナナの半熟カステラ」と、「バナナバウム」と、「バナナのドライフルーツ」を手に取って、カウンターに持って行った。 会計を済ませようと思い、財布を取り出し中を覗いていると、「バナナが大好きなんですね」と突…

父漏らす

おやじが東京駅でうんこを漏らした。悪かったな、と千円もらった。受け取らないと気の毒のような気がして、受け取ることにした。田舎から出てきた父と、駅で昼食を一緒に食べたあと、銀の鈴というものの近くにある、オープンカフェ形式のコーヒーショップで…

簡単には言えない

住んでいるアパートの一階に、体が不自由で上手く歩けないらしい、独居で生活している男の人がいて、一日中家にいて(わたしも一日中家にいるのでなんとなくわかる)、その人がベランダから野良猫にエサを与えたり構ったりするので、近所の野良猫がアパート…

東京日記(44)

21日の金環日食は、寝落ちしてしまい、起きたら八時で、もう日食は終わっていた。買っためがね的なものを使おうにも、次の金環日食は三百年後ぐらいらしい。無念なので、買っためがね的なものを、子孫に手紙でも残して地面に埋めようか。子孫もできる可能性…

東京日記(43)

昨日電話で話していると、明日の金環日食は見るの? と訊かれた。なにそれ、と訊くと、太陽が一時へんな感じで見えるらしい。なんで知らないの、と言われたが、貧乏でテレビがないからだというのに。みんなが知っている、当然のことであるようだった。突然真…